01 貯筋は身を助く
84歳の男性。
去年の春、家の中で筋トレ中に後ろ右側へ転び、
第12胸椎の椎体を骨折。
骨折部分をセメントで固める手術を受け、
6月に退院しました。
去年の秋から
起床時・就寝時をはじめとする動作痛に見舞われ、
痛みが強くなっている。
病院では「画像で問題なし」という診断で、
痛み止めと湿布を出されるだけ。
改めて考えると、
セメントで固めた胸椎は、
他の椎骨のような弾力はないので、
カラダの中に砕石が入っているようなものですよね。
ですから
わかばでは長時間の施術は行わず、
週に4日のペースで
少しずつ、慎重に慎重に進めています。
「ズキーンと来ると、
2時間くらい痛みが続いていたけど
小一時間になった」
と話してくださったのが7回目。
「ズキーンがなくなった」と仰る9回目。
スムーズな回復の理由は??
84歳なのに
なんでこの方の回復が
こんなにスムーズなのかというと、
この方、以前から毎日筋トレを欠かさず、
筋肉も骨格もしっかり造っておられるから。
自己管理を実にきちんとされているんです。
「ズキーン…」が2時間続くような日々でも、
痛みの合間に、家の中で歩く練習は欠かさない。
「横に一歩ずつ歩くのを、
左右に往復しながら100歩」
「前後にゆっくり歩くのを500歩」。
骨折する前も、スクワットや腕立て伏せ、
ウォーキングは欠かしませんでした。
いやあ、筋肉と骨格を造っておくのは、
本当に大事ですね。。
改めて、その重要さに感じ入っています。
(無料画像サイトからお借りした写真です。
実際のこの方は、もっとガッチリしておられます)