床にすわる時は、どう座ればいい?



ひとつ前の記事は
Facebookに投稿したものだったのですが、
たくさんのご反響と、
「床に座るならどうすれば?」
という質問をいくつか頂きました。


それに書いたお返事を、
こちらにもアップします。


===


私も実家に寄生してた頃(10年ちょっと前)
親が家を建て替えた時は
当時の私のカラダへの理念を貫き(笑)
私の部屋だけは畳にしてもらいました。


そのくらい、
「正座し続けられるカラダであることが第一!」
な考えの人だったので、
床や畳の生活をされてる方に
こういうこと申し上げるのは、
今も胸が痛いんですよ。


でもね、ほんと、できる限り、
椅子ですわる生活をお勧めします。


そして、


床に座るんなら、どんな座り方が
骨盤・股関節・ひざに一番負担をかけないのか?


というと、やっぱり
長座だと思います。
足を前に伸ばして座る。


あぐらをかく場合は、足は重ねないでください。
足を重ねることで、どちらの足も歪みます。


そして、
かかとが恥骨に触れないように
気をつけてください。


恥骨はとても柔らかいので、
(特に下面・裏面は、もろい、と言いたいくらい)、
とても簡単に歪みます。
大事にしてください。


長座・あぐらのどちらで座る場合も
(椅子に座る場合もそうですが)、
坐骨を床や座面に当てて座ると、
しぜんに腰椎カーブが保てて、
腰を痛めにくいです。

そして自然に綺麗な姿勢になります。
疲れてきても、
さほど崩れた姿勢にはなりません。


坐骨の位置、わかりますか?
床に、足を前に伸ばしてすわり、
上半身をちょっと前後に揺らします。
すると、左右のお尻の中央で、
骨が床に当たる感じの部分があります。
これが、坐骨です。
文字どおり、座るための骨なんです。
(座るための骨なので、恥骨よりも硬いです)



もしも正座する場合は、


脚のあいだに、
丸めた座布団やクッション、
タオルケットなどを入れて、
ひざ下への圧迫を減らしてください。


正座椅子を使う場合は、
座面のエッジが
坐骨や恥骨・おまたを
圧迫しないものを選んでください。

座面のエッジが骨に当たると、骨が歪みます。
こういった歪みは
尿漏れをはじめ、
泌尿器系・婦人科系の疾患の要因になるのね。


⚠️横座りは、骨盤も股関節も崩してしまうので、
くれぐれも避けてください。


⚠️また、カカトをお尻の横に置く形の、
逆w字に座るのは(別名:とんび座り・女の子座り)、
骨盤底をびろーんと広げて弛緩させてしまいます。
すると、尿もれやおねしょをしやすくなるし、
骨盤の中に冷えが入っていくことになります。
子どもさんがしているのを見たら、
是非とも教えてあげてください。







長くなりましたけど、お役に立てれば嬉しいです。




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わかば鍼灸整骨院

住所

〒433-8125
静岡県浜松市中央区和合町28

TEL

090-9943-9217

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10:00〜 最終枠スタート18:00(土曜のみ16:00)

定休日

日・月

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ごあいさつ

◾︎「病気未満」の状態の 『未病』を治し、数年先から未来までの、すこやかな『福』をつくりましょう。 ◾︎ そのための確実な施術と、ご自分で治していける、楽しいセルフケアをお伝えします。 ◾︎ 鍼灸大学卒業後、鍼灸教員資格を取得するも、やはり真実は現場にある、と臨床に進み、29年になります。 施術させて頂いた患者さまは、のべ6万7千人を超えました。 ◾︎ 2005年にわかばを開院。整体操法を運動力学的に展開した、ソフトな手技療法を主幹にしています。 ◾︎ 施術しながら、鏡を見たり、ご自分でも触れたりしながら、ご一緒に、おカラダの『変わるチカラ』を実感していきましょう。 ◾︎ 東京・埼玉・神奈川・愛知・富山・滋賀・石川・大阪・福岡、タイ、米国CA州・ラスベガス・シカゴからご来院頂いています。

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