涼しいときに熱中症予防 1
今日は涼しくてしのぎやすかったですね。
助かります。
昨日は、どなたのお身体も、( 自覚されなくても )
ことし初の、二日連続の暑さに対応するのに
大変だったと思います。
今日のように、まだ涼しくて、体力に余裕がある時に、
熱中症の予防をしておくことをお勧めします。
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熱中症というのは
体内の「熱と水分」の循環と放出が
うまくいかないために起こります。
この、体内の「熱と水分」が、
「汗」となって放出されるのですね。
この熱中症の状態を、発汗の面から
おおまかに分析しますと、
①汗がスムーズに出ない状態
原因…⑴ 水分不足 、 ⑵ 体内での汗の滞り・つかえ
②塩分不足
塩をなめて、あまり塩っぱく感じないときは塩分不足です。
塩辛さを感じるまで、少しずつなめてみてください。
③「頭寒足熱」の逆、「頭熱足寒」状態
原因 …足やお腹の慢性的な冷え。
下腹部( 丹田)~足先に体熱を留めておく力が不足している。
この①②③が組み合わさって起こります。
③の原因は、ちょっと意外に思う方もおられるかも。
暑さにまぎれて、自覚しにくいものなんです。
ですから、
ふだんから
足やお腹の冷えを見逃さずにケアし、
汗が滞らずにきちんと出る筋道を作っておくことが大事なのです。
そのための一番簡単な方法を、
次回にお伝えします。
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