【地下1400mトンネル事故の際は、 お客様同士で助け合っていただきます】

今回のタイトルは
パニック映画のキャッチコピーではなく、
実際にJR東海が、リニア新幹線建設の
住民説明会で回答した文言です。
おからだの施術とは直接関係のないことですが
どうしても今回は書きますね。
おととい9/19(木)、
静岡県の南アルプスで、落石事故が起きました。

>>記事のリンクはこちら
椹島は、さわらじま と読みます。
椹島ロッジは、この位置です。
先日、大規模な落石があった寸又峡から、
陸路で約62キロ奥の場所です。

私は小5の夏休みに、
このロッジのさらに奥にある
「二軒小屋ロッジ」に家族で泊まりました。
今となっては
私の胸の奥底に
水晶の小さな玉がそっと落とされたような
忘れられない体験です。
今回の落石で、
リニア工事関係者を含む200人が孤立。
幸い、負傷者も死者もいらっしゃらず、
ヘリでの救出活動が行われています。
降雨量は毎年増えているから、
こういう、落石や落盤事故は
今後、もっと増えていくよね。
そして、この道は
リニア新幹線の静岡工区へ続く、
唯一の道なのだそうです。
工事期間の、関係者の皆さんの安全が
非常に懸念されます。
さて…、
私も今回調べて初めて知ったのですが
リニア新幹線が通る
南アルプスの平均標高は、
どのくらいだと思われますか?
南アルプスの平均標高は、
どのくらいだと思われますか?
約2800m以上だそうです。
これは北アルプスよりも高いのね。
そして、リニア中央新幹線の
南アルプストンネルは、
どのくらいの深さに作られるのでしょうか?
南アルプストンネルは、
どのくらいの深さに作られるのでしょうか?
地表から最深で
約1400mの深さに掘削されるそうです。
そして長さは、約25km。
これは山岳トンネルでは世界有数の長さで、
難工事の1つとされています。
「このような山岳部の地下トンネル走行中に
事故が起こった際の対策は?」
と訊かれたJR東海の回答は
どのようなものだったでしょうか。。
事故が起こった際の対策は?」
と訊かれたJR東海の回答は
どのようなものだったでしょうか。。
「お客様同志で助けあって頂きます」
これは、
リニア推進・反対問わず、
日本のすべての皆さんに
どうか知っていただきたい。。。
*このJR東海の文言は
こちらの記事より引用させていただきました。
リニア問題を長年追い続けている
ジャーナリスト・樫田秀樹さんへのインタビューで
会員限定記事を公開してくださったものです。
**記事サムネイルの写真は、
南アルプスの荒川岳です。(標高3,141m)

こちらのサイトから頂戴いたしました。
厳冬期荒川三山と雪山の安全を祈って
***この荒川岳と、椹島ロッジのあいだの地下に
リニア新幹線のトンネルが計画されています。
この下の地図の、奥2つの印のあいだです。
南アルプスで一番多く水を含んでいると考えられる破砕帯です。

やや海寄りの位置の印は、
先日、大規模な落石が起きた観光地・寸又峡です。
そこからさらに奥地です。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。