深呼吸しなくていい
毎朝、瞑想をしています。
・・というか、
静かに座る時間をつくるようにしています。
というのは、
私はアタマが、うるさくコマゴマと
散漫に働きがちなところがあるので、
敢えて、そういう静かな時間をつくると、
一日がなんとなく落ち着くのです。
座っても、
あれこれと考えてしまうことが多いんですけど、
考えてる自分に気がついたら
自分に「ハイ」、と呼びかけて、
呼吸を数えます。
またあれこれ考えていたら、
また「ハイ♪」と呼びかけて、
呼吸を数えます。
・・アレ?
半分寝ているのかなんなのか、
真っ白になってたわぁ
という瞬間がでてきたら、いい感じです。
だんだん、呼吸に意識がむいて、
アタマが静かになる。
自分の呼吸を感じる、、というか、
おっとりと眺める感じになる。
といっても、深い呼吸ばかりじゃないんです。
浅めの、
ゆーっくりした呼吸になることが多いのです。私はね。
子どもの頃から30代まで
かなり緊張が強い状態が続いていました。
30代前半の頃、
仕事の大先輩に施術して頂く際の問診票に
「気がつくと、時々息をしていません」
と書いたことがあるくらい(笑)
いつもいつも緊張し続けていて、
息を止めているのに近い状態だったんですね。。
なので、まだまだその名残りが残っているのだと思います。
でもね、
緊張が残っていていいんです。
深呼吸じゃなくて、
浅めの、半ば止まっているような、
ゆーっくりした呼吸でいいんです。
そこに、
「模範的な深呼吸しなきゃ!」
というのを持ち込むと、
「残っている緊張と
いまそのときの静かさ、
あかるさ、リラックス 」
いまそのときの静かさ、
あかるさ、リラックス 」
が溶け合った状態に、
「深呼吸をするべきである」
「深呼吸できる状態が最善なのである」
という緊張、というか
暴力を加えることになるから。
去年の10月から
毎朝、瞑想というか静かに座る時間を持つようになり、
そのおかげで、今年になって
自分のなかのいちばん深い谷は超えた、
という感触があり、
2月頃から、こんな風に
自分の呼吸を穏やかに眺める、というか
ただ、呼吸と一緒にいる時間に
出会うようになりました。
そこから、私の、
患者さまのお身体の捉え方、触れ方も、
なにか変わりはじめたかも、しれません。
今回の写真はすべて、島田市の「ばらの丘公園」で撮りました
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