誤った検眼は、うつ症状の一因?

4/12の「めがねで花粉症が消えた」
4/23の「スマホの使いすぎがインフルエンザを招く?」
の続きです。







目が疲れたままだとね。
頭や首の疲れが抜けないし、睡眠も浅くなるし、
顔の表情筋にも影響しちゃうんですよね。


思考の柔軟さ・表情の柔らかさ、
女子力・男子力にも関わってきます。


話を、めがねで花粉症が消えた患者さまに戻しますね。
この方のご主人はずっとコンタクトレンズだったのですが、
グラスアーツさんで作られためがねに替えたら、
頭から首肩〜胸の緊張が、ぐんと減ったのです。


また、ご自身でも
「メガネにして、楽になりました。
今まではコンタクトで疲れてたんだな、ってわかります。
先日残業続きだったんですけど、
以前のようにコンタクトだったら乗り切れなかったですね」
とおっしゃってました。







昨年、グラスアーツの内山社長さんにご教示いただいたのですが、


コンタクトレンズは、
「視力を出す」ことはできても、
眼軸や焦点のずれ、
利き眼・反対の眼との使い方のずれ、
などの矯正はできません。
(詳しくはこちら ⇒☆

また、そこまで確認する検眼をする眼科・メガネ店も
まだ少ないのです。
(詳しくはこちら ⇒☆☆)



脳の疲れの半分以上は、眼からきます。
眼へのストレスは、脳へのストレスです。


内山社長さんのご著書
『目から鱗のメガネ楽』には、
「眼鏡のとよふく」さんや、グラスアーツさんで作られた、
その方の「眼の使い方のクセ」にやさしくフィットした
両眼視を考慮したメガネで、
脳軟化症の合併症の脳内水腫や、
若年性のアルツハイマーが治った例が紹介されています。(p58)


そして、さらにご紹介したいところ。


***

最近多いのは、
弱度遠視の若い人で調節力をかなり持っている人が、
オートレフ(自動検眼機)で近視と診断された場合です。
そのため、間違った度数のメガネをかけている人に
うつ症状を訴える人がいます。



これは近視の過矯正が原因であって、
近くを見るときにはメガネを外さなければ
小さな文字や物が見えづらいはずですが、
メガネを外さず、調節力を無理に使って物を見ているので、
かなりストレスがかかってしまう。
そのため神経系が過敏になってしまうのです。


でも運転時にはよく見えるので、
長く使っている人が多いのには驚かされます。

*** (p60)




価格の安さだけで、メガネを選んではいけませんね。
どんなに自動検眼機が発達しても、
最終判断は人間がしなければ。
しっかりとした技術には、コストが必要なのです。


以前起きた、秋葉原無差別殺人の犯人は
メガネを常用していましたが
「常に強い頭痛に悩んでいた」との報道を聞いたとき、
内山社長さんは
「機械に頼りすぎた検眼で作られたメガネをかけていなかったか?
それが彼の精神状態にも影響してはいなかったか」
と考えこんでしまったそうです。


グラスアーツさんの社長・内山公さんのご著書
『眼から鱗のメガネ楽』は、浜松市図書館にもあります。





やさしい文章で薄手ですが、すごい本です。
私は、たまに「!」と思う本に出会うと、
付箋をつけずに、
裏表紙にキーワードの索引を書いていくんですけど、
裏表紙だけでは足りませんでした。


去年、グラスアーツさんに出会った衝撃で
10回連載で記事を書いたのですが、
それは
「両眼視検査」タグでタイトル一覧がごらんいただけます。
お時間のあるときに、是非ごらんください。


でね。
スマホの普及が、
妊婦さんの逆子矯正に影響してると考えているんです、私。
意外でしょ?
また、がんばって書きますのでお付き合いください〜☆


***
>> スマホ・パソコンが逆子治療を阻む 1
>> スマホ・パソコンが逆子治療を阻む 2
をご参照ください。



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◾︎「病気未満」の状態の 『未病』を治し、数年先から未来までの、すこやかな『福』をつくりましょう。 ◾︎ そのための確実な施術と、ご自分で治していける、楽しいセルフケアをお伝えします。 ◾︎ 鍼灸大学卒業後、鍼灸教員資格を取得するも、やはり真実は現場にある、と臨床に進み、29年になります。 施術させて頂いた患者さまは、のべ6万7千人を超えました。 ◾︎ 2005年にわかばを開院。整体操法を運動力学的に展開した、ソフトな手技療法を主幹にしています。 ◾︎ 施術しながら、鏡を見たり、ご自分でも触れたりしながら、ご一緒に、おカラダの『変わるチカラ』を実感していきましょう。 ◾︎ 東京・埼玉・神奈川・愛知・富山・滋賀・石川・大阪・福岡、タイ国、米国CA州・ラスベガス・シカゴからご来院頂いています。

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